福山市の防水工事をご検討のお客様へ【防水工事の種類や効果】
福山市にお住まいの方に、今日は防水工事についてお伝えします。
防水工事と聞いて、何を思い浮かべますか?
水回りの工事かと思う方もいらっしゃるかもしれません。
防水工事とは、ビルや工場、もちろん住宅でも雨が侵入するのを防ぐ工事のことです。
私たちの身近なところでは、ベランダが防水工事に該当します。
今回は、福山市で防水工事を行った様子を写真でお伝えしながら
◇防水工事とはどのような工事なのか
◇防水工事の種類は何があるのか
◇防水工事をすることでどのような効果があるのか
をご紹介します。
福山市にて防水工事
防水工事を行う前の現状の屋上の様子
福山市内でマンションの管理をされているオーナー様より、屋上をなんとかしてほしいとのお問合せをいただきました。
お話によると、約40年間メンテナンスらしいメンテナンスはしないままだったとのことでした。
緑色に見えるのがもともとこちらの屋上に施工されていた、FRP防水です。
経年劣化により、トップコートは剥がれところどころ黒く見えるのも繊維で補強されたプラスチックの防水層が壊れているのがわかります。
マンションに雨漏りなどはありませんでしたが、今回経年劣化で防水工事をご相談頂き工事となりました。
防水工事の種類<4種類を紹介>
ここで防水工事の種類をご紹介しておきましょう。
先ほど出てきたFRP防水と他にも3種類、計4種類の防水工事があります。
そして防水工事は大きくわけると【塗る防水】と【貼る防水】に分かれます。
★ウレタン防水★【塗る工事】
☆通気緩衝(つうきかんしょう)工法
補修が簡単なため、下地形状が複雑でも対応が可能
継ぎ目のない均一な仕上がりになります
通気緩衝シートがふくれを防止して優れた耐久性を発揮
防水層が軽量!
費用は高め、耐用年数は15年程度
☆密着工法
防水層が軽量!
下地に水分が溜まってしまうと膨れ上がってしまうので雨漏りした建物には向いていない
費用は安く、耐用年数は5年程度
★FRP防水★【塗る工事】
FRPとは「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称
強度が大きく、軽量・耐水性・耐熱性・耐久性に優れる
バスタブや船などの素材に使われる
丈夫な分、伸縮性はないため強風や地震で建物が揺れた場合壊れやすい
費用は高め、耐久年数は約10年
関連記事:屋上・ベランダどこにでもFRP防水が最強の理由
★シート防水★【貼る工事】
☆塩ビシート防水
貼る防水工事のため既存防水層がどんな防水層でも上から被せられる
シートを貼って施工するため複雑な形状には対応しにくい
ゴムシートより費用は高め、耐久年数は10年~20年
☆ゴムシート防水
安くて軽量で柔軟性があるので地震のある日本では昔は主流だった
現在は取り扱う業者が希少になった
密着工法での施工で施工後に接着剤が剥がれることがある
費用は安い、耐久年数は10年~15年
★改質アスファルト防水★【貼る防水】
アスファルト特有の高い接着性や防水性を利用したもの
☆トーチ工法☆
既存のアスファルト防水の上にかぶせることができる
アスファルトシートを溶かして接着させる
☆冷工法☆
火を使わずに剥離紙をはがして接着する
単価は高くなる
☆BANKS(バンクス)工法☆
下層ルーフィングを熱して溶かして施工する
臭いや煙のない作業環境が安全
耐久年数が20年と長期
どの防水工事がいいかは、現地調査に伺って建物や面積など確認させて頂いてご提案しています。
お客様の要望や、費用に関してもお気軽にご質問ください。
防水工事(ウレタン防水)を行います
今回ご相談をいただいたお客様は前回はFRP防水を施工されていましたが
・建物の構造が重量鉄骨のためFRP防水では振動による亀裂が入りやすいこと
・メンテナンスの容易さ
・通常のウレタン防水密着工法よりも費用は高くなりますが、1度の防水工事で5年程度の寿命よりも初期費用は多少高くなりますが1度の防水工事で15年もつという耐久年数でのこと
お伝えし防水工事ウレタン防水の通気緩衝工法を提案、納得いただけました。
ウレタン防水工事 通気緩衝工法の様子
それでは、福山市の防水工事の様子をご覧ください。
まずは周りに養生をし、既存のFRP防水を水洗い、下地処理を行います。
まずは周りに養生をし、既存のFRP防水を水洗い、下地処理を行います。
下地処理をしたところに、通気緩衝シートをひいていきます。
この通気緩衝シートが下地にたまる水分を逃がしてくれます。
シートの継ぎ目はテープをします。
写真で開いている箇所は手すりを配置するためにあけています。
脱気筒を設置し、ウレタン防水を塗布していきます。
水色に見えるウレタン防水の上に、ねずみ色のトップコートを塗布します。
ウレタン防水の上にトップコートを塗布することで
人が歩いたりする衝撃や紫外線などからウレタン防水層を保護します。
防水工事の全ての工程が終わりました。
脱気筒の個数は、防水面積によって変わります。
今回は2箇所設置しました。
この脱気筒から湿気をにがして膨れを防ぐことができます。
ウレタン防水工事 通気緩衝工法 完了
今回は福山市内でお問合せをいただいた防水工事をご紹介しながら
防水工事の種類などお伝えしました。
ウレタン防水工事後、お客様からはとてもきれいになったことに満足頂けました。
また、下地部分もきちんと処理されているため、これからは安心して過ごしていただけます。
現在のお住まいが、どのような防水工事なのか?
亀裂や膨らんでいるところが見当たる…という方は
一度点検をおすすめします。
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◆街の屋根やさん福山店◆
TEL:0120ー886ー332
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<街の屋根やさん福山店スタッフ:福島>
更新日2023.3.28