皆さまこんにちは、街の屋根やさん福山店です。

8／15まで夏季休業とさせていただきましたが、本日より通常営業再開となります。
お盆休みでリフレッシュした身体で、本日からまた順に対応させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今回は、福山市で行いました『軒天に穴があいた庇（ひさし）の調査』を紹介いたします。

参考記事お家の意外と大事な部分、庇（霧除け）の役割とメンテナンス方法

福山市にて穴のあいた庇の調査

無料調査へ伺います

福山市にお住まいのお客様よりお電話で「１階の庇（ひさし）に穴があいているから見てほしい。」とご相談がありました。
さっそくお電話当日に現場調査にお伺いいたしました。

参考記事街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！

庇の調査を行います

調査対象の庇はこちらです。この庇の軒天（のきてん）に穴があいているとのご相談でした。

参考記事知っておきたいお住まいの各部位の名前

　

劣化症状①軒天の穴あき

施主様に案内していただき、庇をみたところ目視で確認できるほどの穴が軒裏にあいておりました。

写真の通り軒天（軒裏天井）に穴が空いているのがわかります。下地も朽ちているのが確認できます。

参考記事軒天の雨染みと剥がれは見逃し厳禁！雨漏りや鳥獣被害に繋がります

　

木構造＋金属屋根の庇

木構造で組んだ上に、金属屋根という造りの庇です。鼻隠しと破風板も傷んでいるのが目視で確認できます。

参考記事屋根のプロが教える！破風板・鼻隠し・ケラバの役割と修理・補修方法

劣化症状②庇の屋根に目立つ錆び

庇をもう少し上のほうから見てみました。板金屋根の軒先が全体的に錆びています。

　

劣化症状③庇の屋根の釘に浮き

そして、サビの広がる板金屋根を近くから見てみると、屋根の釘が浮いていることが分かりました。
実はこういった隙間からも雨は侵入してしまうのです。

劣化症状④庇上にクラック（ひび割れ）

庇上の誘発目地※にクラック（ひび割れ）が起こっております。クラックの幅が広いため、壁伝いに雨が侵入している可能性があります。

このことが原因で庇全体が腐食していった可能性があります。

参考動画外壁にひび割れ！？クラックの補修は必要？

※誘発目地とは…乾燥収縮によって発生するコンクリートの亀裂を、事前に想定した位置に発生させるための目地のこと

他の庇も調査します（アルミでできた庇）

先程の庇の調査が終わりましたので、一緒に他の庇もチェックさせていたたきました。

こちらは庇全体がアルミで出来ている庇で、正面から釘を打った箇所の釘浮きと、違う箇所に釘を打った後その穴を塞いでいない跡も数ケ所みられました。

釘の穴に関しては、シーリングを行うだけでも全く違うので、施工された方に埋めて頂きたかったですね。
小さな穴でも内部の腐食に繋がるので、穴が空いたまま放置はしてはいけません。

参考記事屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

　

調査報告・提案

朽ちて穴があいてしまった庇の軒天調査が全て終了しました。

主な劣化状況は
▲庇の軒天の穴あき・鼻隠しと破風板の傷み
▲庇上の誘発目地のクラックの広がり
この２点なのでこれをどう修繕するかをお客様にお話させていただきました。

【提案内容】
●庇部分に関しては、鼻隠し・破風の穴を塞ぐためにも板金を使って全体をカバー工法にて納める
●誘発目地のクラック部分に関しては、補修材が奥まで入る為グラインダーで一度クラック部分をカットし、補修材を充填する


この提案内容で、御見積り書を提出させていただくことになりました。
庇の修理工事をご依頼いただきましたら、まだ現場ブログにて紹介いたしますので、ぜひご覧ください。

参考動画庇（霧除け）はあると便利？実は有能な庇の塗装・修理についてプロが解説！

　

庇（ひさし）の補修もお任せください！

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