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現場ブログ
福山市にて割れて雨漏りしているセメント瓦屋根を板金で応急処置

「雨漏りしている！！」

「どこの業者に頼んだらいいの！？」

雨漏りにお困りの方へ

みなさまこんにちは、街の屋根やさん福山店です。

今年2022年は梅雨が早く明けましたが、雨が強く降る日がまだまだ続いています。
強い雨や長い雨が降ると、『雨漏り相談』を多くいただきます。

街の屋根やさん福山店では「雨漏りに困っているけど、どこの業者に頼んだらいいかわからない…」という方のために、安心してご相談いただけるよう実際に行った屋根調査や工事の様子を現場ブログにて紹介しております。

今回は、福山市で雨漏りしているセメント瓦屋根の調査・応急処置の現場の様子を紹介いたします。

参考記事屋根工事のご依頼・ご相談が初めての方へ

福山市にてセメント瓦屋根の雨漏り調査・応急処置

雨漏りしているセメント瓦屋根の雨漏り調査

「セメント瓦が割れて室内に雨漏りが発生しています。困っているので一度見に来てください。」とのお客様からご相談をいただきまして、至急屋根調査にお伺いいたました。

参考記事街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！

〔割れたセメント瓦〕

現場に到着し、屋根にのぼって瓦屋根の様子を見たところ、割れているという瓦の箇所をお客様が余った瓦で応急的にカバーされているのが見られました。
しかし、この状態では雨の日には瓦と瓦の隙間から室内へといくらでも雨が入ってしまいます。

そして、お客様のお話では、雨漏りは1階、2階で複数箇所あるとのことでした。
そのため、2階の屋根にも二連はしごで上がって瓦を数か所めくってみました。

〔セメント瓦下の劣化した防水紙〕

〔セメント瓦下の劣化した野地板〕

すると、どの箇所も雨水がまわって湿った跡があるだけでなく、防水紙も劣化し、更には野地板の隙間から小屋裏が覗いている状態でした。

このセメント瓦屋根は施工から長い時間が経過し、屋根材そのものが寿命を迎えていると思われます。
セメント瓦はセメントの上に水が浸透しないよう塗装を施すことで雨を防ぐ構造になっており、定期的な塗装が不可欠な屋根材料です。

参考記事セメント瓦最適なメンテナンス方法

しかし、現状、塗装や補修のために職人が上を歩行するだけでも破損の原因になりかねない状況です。
また、仮に雨漏り箇所の部分補修をしても次にいつ劣化による雨水の浸透が起こってもおかしくない状態でもあります。

今回はお客様の気付かれた雨漏りの部分を重点的に調査しましたが、お客様の気付かれていない隠れた雨漏りの可能性も充分に考えられます。

類似記事福山市でエフロレッセンス(白華現象)が起きたセメント瓦の調査

応急処置を行います

〔応急処置を行っています〕

雨の多い時期のため、「とりあえず早急に応急処置をしてほしい。」とのご希望をお伺いいたしました。
直ちに職人に連絡をして応急処置を行いました。

板金を用いて瓦の形状に合わせた部材を製作し、その部材をセメント瓦の上にコーキング貼するという補修工事を行いました。
こうすることにより、応急的には屋根上を流れる水の流れが改善されます。

〔応急処置後〕

ただ、この処理はあくまでコーキングの接着力のみで固定した一時的なものです。
後日、同型のセメント瓦が準備でき次第、新しく差し替える工事を行います。

先に書いた通り、今回の状態では塗装でのメンテナンスは材料的にもう限界を迎えていると思われ、セメント瓦屋根全体の葺き替えは不可欠です。

今回のセメント瓦屋根の調査及び応急処置は以上で完了となります。
今後は屋根形状を採寸の上、お客様に見積を提出し、屋根葺き替え工事をご検討いただく流れになります。

屋根葺き替え工事のご依頼をいただきましたら、また現場ブログにて紹介いたします。

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雨漏り修理はお早めに！

今回、セメント瓦屋根の応急処置の現場を担当しました松尾（まつお）です。

雨が心配される時期のため、早急な対応として『応急処置』をおこないました。
セメント瓦は塗装でのメンテナンス方法もありますが、今回の現場では今後のことを考えると最善の方法とはいえません。

屋根葺き替え工事がお客様にとって一番安心できますが、今回は『応急処置』を行ったことによって少しでも不安がとれたようです。
また折をみて屋根リフォームの計画を一緒に立てたいと思います。